金魚飼育を開始した直後は慣れないこと・わからないことが多く、神経質になってあれこれ過剰にお世話をしてしまいがちです。しかし金魚の飼い方をしっかり理解してある程度飼育に慣れてくると、少しでも手間を省きたいと思うようになってくるのではないでしょうか。
SNSやネットなどではとても綺麗な金魚のレイアウト水槽画像があふれていますが、設置・維持に手間がかかるからとあきらめていませんか?
またコケ対策や水質維持が難しいと感じる人も多いですが、金魚水槽のレイアウトやコケ・水質維持対策はちょっとした市販商品を使うことで手間を省くことができるんです。
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金魚飼育時の水槽レイアウトの工夫ポイント
SNSなどでは水槽レイアウトに凝った金魚水槽の画像を目にすることがありますが、いざ自分も凝った水槽レイアウトを作ろうと考えたとき、水草や流木選び、また使用する素材による水質変化などが面倒で結局何もしていない、なんてことありませんか?
そんなときは、市販されている水槽用のバックスクリーンや、水質に影響を与えにくい素材の砂利・人工水草などを使うことで、金魚水槽のレイアウトの手間を省くことができます。
流木・水草をプラスしてみる
金魚水槽水槽内で使用する流木や水草は、すべて天然のものだと思っていませんか?
実は水質に影響を与えにくい素材で作られた、『テトラ アートプラント AP-1』のような人工の水草があります。人工水草なら、栄養分・日光を必要とせずトリミングの手間もなく、水槽のちょっとしたワンポイントや隠れ場所を作りたいときなどに気軽に利用できますよ。
金魚の色に合わせて砂利の色を変えてみる
金魚水槽に使用する砂利はバクテリアの定着・繁殖という目的もありますが、水槽レイアウトでも活躍してくれる商品です。水槽に使用する砂利の色によって、水槽全体の明るさや雰囲気、金魚のボディカラーの見栄えも変わってきます。
水質管理だけでなく水槽レアウトも考えて金魚を飼育する水槽の砂利を選びたいのなら、『テトラ 金魚 ラクラクお手入れ砂利』シリーズのような、金魚飼育にピッタリな天然の明るいカラーで汚れの原因になる物質を吸着してくれる機能性に優れたものを選びましょう。
バックスクリーン(水槽の背景)を使う
金魚水槽を設置したときに、「水槽の向こう側が丸見えなのが気になる・水槽の背面が壁でなんだか味気ないと感じる」ことはありませんか?
そんなときは市販されているバックスクリーンを使用しましょう。バックスクリーンとは、水槽の背面(外側)に貼り付けるもので、水槽背面の目隠し・金魚のストレスを和らげるだけでなく、使用している素材によっては断熱や節電といった効果が期待できるものもあります。
アクアショップや通販サイトでは無地のものだけでなくさまざまな風景やイラストをプリントしたものが販売されていますが、気に入ったものがない場合には代用品を使用する・自作することもできるんですよ。
文房具店や雑貨店等で販売されているカラーボードやリメイクシート、テーブルクロスなどを水槽サイズにカットして代用することも可能です。
自作する場合は、水槽サイズの画用紙やケント紙などにイラストを描く・カラープリンターなどで用紙にプリントしたものを使用することができますが、この場合は水槽の湿気で紙がぼろぼろにならないよう、事前にラミネート加工をしてから水槽の背面に張り付けましょう。
オーナメントを水槽内に設置する
水槽内に設置するオーナメントも、水質に影響を与えない素焼きの鉢を半分に割ったもの・素焼き素材の小物・ビー玉やガラス製の先のとがっていないものを設置することで他にはない、オリジナルのレイアウト水槽を作り出すことができます。
素焼きの鉢や大き目のオーナメントは、金魚の隠れ場所にもなってくれますが、金魚のヒレや体を傷つけないよう、先端や角のとがっていないものを使用しましょう。
コケ対策商品を使って水槽の景観を維持するポイント!
金魚飼育で避けて通ることのできないコケ対策は、飼育環境によってはベテランでも手を焼くことがあります。
コケの発生原因は金魚のフンやフードの食べ残しなどから発生する、コケの栄養となる成分が水中に過剰に蓄積されていくこと。また水草同様にコケも日光を必要とするので、日当たりのよい場所に水槽を設置することで発生しやすくなることもあるんです。
日光の問題であれば、置き場所を変えることでコケの発生を抑制しやすくなりますが、水質の問題もあるのならコケ対策商品を上手に使って予防対策を行いましょう。
金魚のフードを変えてコケ対策!
水換えなど日頃のメンテナンスにプラスして、『テトラフィン コケ対策』のような、コケ発生の原因になるリンの含有率の少ないフードを与えるのもコケ対策の手間を省くポイントです。
水質調整剤でコケの対策・予防を行う
気が付いたらもうコケが水槽のあちこちに生えていて、機材の隙間や水槽の角部分のコケを綺麗に掃除で落とすことができなくて困っていませんか?
また、これからコケが生えてこないように、事前に対策を取りたいと思う人も多いでしょう。
そんなときは『テトラ コケブロック』がおすすめ。すでに生えているコケの除去・今後のコケ対策が可能な水質調整剤で水草に悪影響を与えることなく、「茶ゴケ(珪藻)」、「緑ゴケ」、「ひげ状コケ」、「アオミドロ」、「糸状コケ」、「藍藻」など、複数のコケの対処が可能です。
水槽立ち上げ時や水換えのときにプラスすることで水質維持・コケの対処のひと手間を減らすことができますよ。
水換えの手間を最小限にする
金魚飼育で一番面倒で手間だと思われているのが、水換えではないでしょうか。水換えはコケ対策だけでなく、水が汚れて金魚が弱る・病気になるのを防ぐという目的があるため、定期的に行わなければなりません。
基本的には2週間に1度、汚れがひどい場合は都度様子を見て行いますが、綺麗な水を維持しやすくなれば次の水換えまでの間隔を広げ、回数を減らすことができるようになります。
水質調整剤で水換えの手間を省く
金魚飼育を行っていると硝酸塩が水槽内に蓄積されていくため、水換えをすることで硝酸塩を減らしていきます。
金魚飼育を始めて間もないころは、こまめに水換えをしていても慣れてくるととても面倒になり、少しでも回数を減らしたいと思うようになってくるもの。そんなときは、綺麗な状態を長期間維持しやすくなるような、水質調整剤を使うことをおすすめします。
『テトラ 金魚の水リサイクル』は、この硝酸塩を分解することのできるバクテリアを増やし、飼育水の硝酸塩濃度を低く保つ効果が期待できるので、水換えの手間を省きやすくなりますよ。
綺麗な水を長期間維持しやすいろ材を選ぶ
金魚水槽でろ過機材を使うときは、バクテリアが定着しやすく、目詰まりしにくいもので、交換のタイミングが分かりやすいものを選びましょう。さらに水質悪化成分を吸着しやすいろ材を選ぶことで綺麗な水を維持し、水換えの手間を省きやすくなります。
『テトラ 水換えも減らせる バイオバッグ』シリーズは、『テトラ オート ワンタッチフィルター』シリーズの専用フィルターです。
ろ過バクテリアをしっかりと定着させるので生物ろ過・物理ろ過はもちろん、独自の構造でアンモニアまでしっかりと吸着しpHが低下するのを抑えてくれるので、飼育水の綺麗な状態が長持ちします。
まとめ
金魚飼育は手間がかかると思われがちですが、市販されている商品やちょっとしたアイディアで、水換えなどのメンテナンスや水槽レイアウトなどの手間を省くことが可能です。
コケ対策の手間を省こうと、ヌマエビを水槽に入れることもありますが、金魚は口に入るサイズのエビは食べてしまいますし、貝類は金魚に食べられることはありませんが生き物が増えることでフンなどの量も増えるので、市販の商品で手間を省くことをおすすめします。
これから金魚飼育を始めようと考えている方だけでなく、今現在飼育していて、水質維持や水換え・コケ対策で悩んでいる、少しでも手間を省きたいという方は今回ご紹介したテトラの商品の使用を検討してみてはいかがでしょうか。