何事も最初が肝心です。熱帯魚との暮らしを末永く楽しむためにも、水槽のセッティングは手順に従ってきちんと行いましょう。水槽と必要な器具をセットした商品を利用すると、初心者でも手軽にはじめられます。機種によって取り扱いが多少異なる場合がありますので、器具に同封された説明書も必ずお読みください。
飼育に必要な器具類をそろえる
水槽の置き場所を決める
水1ℓの重さは1kg。これに砂やろ過器の重さも加わるので、20ℓ程度の水槽でも、総重量は25kg前後になります。水槽を置く場所は、まずこの重さに耐えられることが大切です。その他、以下の点に注意して設置場所を決めましょう。
- 直射日光が当たらない。
・コケの発生、水温上昇予防 - 電気、水道、排水の便がいい
・水替えしやすい - テレビ、ステレオ、パソコンなどの電気製品のそばに置かない。
・電気製品の故障、事故の防止 - 平らで振動が少ない。
・魚たちをおどろかさない
・水槽事故の予防
水槽を洗い、底砂を敷く
水槽をよく洗います。底砂は、お米をとぐのと同じ要領で、水が濁らなくなるまで流水で洗い、水槽の底2〜4cmの厚さに敷きます。
水槽や砂、ほかの器具類を洗うときに、洗剤を使ってはいけません。
ろ過器、ヒーターなどをセットする
取扱説明書に従って、器具類をセットします。ヒーターは水槽面に直接触れないように注意しましょう。
器具類の電源は、水槽に水を入れるまで絶対に入れないでください!
アクセサリー、水草をセットする
お好みに応じて、水草、石、流木などをセットします。事前に、理想とする水槽内のイメージをスケッチしてみると、レイアウトしやすいでしょう。
水槽を水に入れる
水底砂の上に皿やビニールを敷いて、底砂を巻き上げないように注意しながら水を入れます。
熱帯魚向けの水をつくる
カルキ抜きなどの水質調整剤を入れ、熱帯魚が暮らしやすい水環境を整えます。
生きたろ過バクテリアが入ったテトラセイフス タートを使用する事で、水質をより早く安定させます。
セットした器具が動くか調べる
器具類の電源を入れて動作を確認し、水温を25〜26℃に調節します。同時に、水漏れがないかもきちんとチェックしましょう。
水槽に熱帯魚を入れる
魚が入った袋を水槽に15〜30分浮かべ、袋の中の水温と水槽内の温度を合わせます。次に、袋の口を開けて、袋の中の水の半分量を目安に、水槽の水を袋に入れます。さらに10〜20分ほど待った後、アミで魚だけをすくって水槽に移しましょう。
水槽セット数日後、熱帯魚を水槽に入れる事で飼育スタート時の失敗を防げます。
袋の中の水は水槽に入れないでください。
熱帯魚をより美しく照らし出すライト
17〜32cm(水槽フレーム16mm以下)用 |
テトラ LEDスマートライト LED-SL 25〜41cm(水槽フレーム16mm以下)用 |