飼育例紹介(東南アジアの魚たち)

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東南アジアの魚たち

東南アジアはほとんどの地域が熱帯モンスーン気候帯に含まれ、温暖で雨が多いのが特徴です。そのためメコン、チャオプラヤといった大河も多く水に恵まれ、豊富な水を使った水稲栽培が農業の主力となっており、まさに「水の楽園」ということができます。

アクアリストの目で見た場合、東南アジアはフナやドジョウの仲間が含まれるコイ科魚類、そして、ハイグロフィラやロタラといった有名な有茎水草の宝庫です。これらの仲間には育成がさほど難しくない種が多いので、あなたも東南アジアの水景を再現してみませんか。

理想的な水環境を維持するには

手軽に東南アジア水景を再現するには

  1. 水温設定は24〜26℃ぐらい。魚はもっと高温でも大丈夫ですが、水草にはやや低めの24〜25℃ぐらいが適しているためです。
  2. pH値は6.0〜7.0ぐらい。東南アジア地域の魚と水草が要求する平均的なpH値であると同時に、日本の水道水で比較的再現しやすい数値です。
  3. 硬度は平均的な水道水のレベル。東南アジア地域の一般的な魚や水草は、日本の平均的な水道水の硬度なら問題なく飼育できます。