夏本番!川あそびや釣りをしているとさまざまな生き物を捕まえることができるかもしれません。
生き物を捕まえることができたら自宅でじっくり飼育と観察をしてみましょう。
今回はどんなところにどんな魚や生き物が生息しているの?という疑問にお答えするため、川で捕まえられる魚などの生き物を生息流域別に14種類ご紹介します。
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中流域に住む川魚
中流域にはおなじみのフナやコイの仲間が多く見られます。
また、水質のきれいな場所にはオイカワなども生息しています。
中流でも淵と言われる深い場所と、瀬と言われる流れのはやい場所があり、生息する魚もさまざまです。
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キンブナ
- 特徴
- 成長しても15cm程度と、日本産のフナ類の中では最も小型でポピュラーな種。なんでもよく食べ飼いやすい。
- 水質
- 成魚のサイズ
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ヌマムツ
- 特徴
- 中〜下流に生息する15cmほどの淡水魚。よく似た魚にカワムツがいる。丈夫で飼育しやすい。
- 水質
- 成魚のサイズ
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コイ
- 特徴
- 河川に限らず、淡水なら池や湖などどこにでも生息していて捕まえやすいです。しかし雑食でよく食べてとても大きくなるため、小型の水槽での飼育には向いていません。
- 水質
- 成魚のサイズ
- フード
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ウグイ
- 特徴
- 食用にもされる川魚。河川の上流〜河口まで広く棲息しており、降海性と純淡水性の2タイプが知られている。
- 水質
- 成魚のサイズ
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アブラハヤ
- 特徴
- きれいな川で釣りをしていると釣ることができるかもしれません。ウグイの仲間で雑食。さほど大きくならないので飼育に適しています。
- 水質
- 成魚のサイズ
- フード
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オイカワ
- 特徴
- 清流に多く生息している川魚の代表種。特に夏場、繁殖期のオスの婚姻色の美しさは日本産淡水魚の中でもトップクラス。
- 水質
- 成魚のサイズ
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ナマズ
- 特徴
- 他の川魚やカエルなどを食べる肉食性の淡水魚。主に夜行性でヒゲを触角のように使い獲物を探す。
- 水質
- 成魚のサイズ
下流域に住む川魚
下流域は流れが緩やかであまり水質はきれいとは言えませんが、その分水質にうるさくなく飼育しやすい魚や生き物が多く生息しています。 これらの魚は用水路や公園の池などにも生息していることがあります。
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メダカ
- 特徴
- 原種のメダカ(クロメダカ)をはじめ、ヒメダカ、楊貴妃(ようきひ)、光メダカ、幹之(みゆき)メダカなどの改良品種も多く人気がある。
- 水質
- 成魚のサイズ
- フード
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モツゴ
- 特徴
- クチボソとも呼ばれ、都心部の公園の池などにも多く見られる。派手さはないが繁殖期のオスには渋い美しさがある。
- 水質
- 成魚のサイズ
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シマドジョウ
- 特徴
- 模様の美しさから、ドジョウの中でも特に人気の高い種。よく見ると、一匹ごとに模様が違っていてコレクションしても楽しい。
- 水質
- 成魚のサイズ
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ヨシノボリ
- 特徴
- 小型で美しいハゼの仲間。縄張り意識が強く同種間ではケンカすることも多い。石や土管のようなレイアウトグッズを隠れ家として用意してあげよう。
- 水質
- 成魚のサイズ
川に住む魚以外の生き物
川には魚以外にもさまざまな生き物が生息しています。
おなじみのザリガニや小さなエビなど用水路の川底などに生息しています。
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ヌマエビ
- 特徴
- 用水路の川底をすくうとヌマエビなどの小型のエビをたくさん捕ることができます。ヌマエビと言えば水槽のお掃除屋さん。水槽に生えてしまう困ったコケなどを食べてくれるので魚を飼育する際にとても重宝します。ミナミヌマエビが多くみられますが、汽水域などに行くとミナミヌマエビよりも一回り大きなヤマトヌマエビなども見られます。
- 水質
- 成魚のサイズ
- 30mm~50mm
- フード
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ザリガニ
- 特徴
- 用水路などでよく見かける赤いザリガニは外来種であるアメリカザリガニです。
飼育自体は簡単ですが雑食のため小魚やエビを食べてしまいます。水草なども食べてしまいます。
※特定外来生物の対象になる可能性がありますので、ご注意ください。
- 水質
- 成魚のサイズ
- 18cm
- フード
飼うのが難しい川魚や生き物と注意点
飼育しやすい魚や生き物をご紹介してきましたが、それら以外にも飼育に向かなかったり、相性が悪かったりして混泳に向いていない魚や生き物もいます。持ち帰って飼育できるのかを事前にしっかりと調べてから持ち帰りましょう。
水質のきれいな場所など生息域の限定的な魚
きれいな場所にしか生息しないということは、それだけ水質にうるさい魚ということです。
水質のほかにも水流の強い場所、温度の低い場所など、限定的な条件の場所に住む魚はそれだけ難易度が上がります。
逆に用水路など水質や水温が変化しやすい場所に生息している魚や生き物は生命力も強く飼育しやすいといえます。
汽水域(河口付近)に生息する魚
まれにスズキなどの海水の混じる汽水域に生息する魚が中流から下流域で釣れることがありますが、淡水での飼育には適さないので飼育をするには海水水槽の準備が必要です。
混泳に向かない魚、相性の悪い魚
縄張り意識が強かったり肉食で気性の荒い種類などを混泳させるとけんかをしてしまったり、食べてしまうことも…。同じ場所で捕れた生き物同士でも少し注意が必要です。例えば同じ用水路で捕まえたザリガニやメダカやエビでは、ザリガニがメダカやエビを食べてしまいますので注意が必要です。深さのある水槽で飼育したり、水草などの隠れ家を準備するなどの対策が必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は14種類の川魚や生き物をご紹介しましたが、他にもたくさんの生き物が生息しています。
繁殖期のきれいな姿を観察できたり、上手に育てられたら繁殖も見られるかもしれません。
釣りや採集などの川あそびをする際は事故やけがに注意しながらルールやマナーを守って楽しく遊びましょう。