ベタの飼育を始める前に知っておきたい7つのポイント!

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ベタは東南アジア原産の熱帯魚です。
品種改良が盛んでさまざまな品種や色彩が豊富で観賞魚として大変人気があります。
飼育もさほど難しくなく初心者でも飼いやすいため、熱帯魚専門店だけではなく、量販店のペットコーナーなどでも見られるようになりました。
今回はそんなベタの飼育を検討中の方に、ベタの魅力や知ってほしいポイントを7つお伝えします。

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豊富な品種やさまざまな色彩

ここでは主に品種改良のベタをご紹介します。
ベタは品種改良が大変盛んで驚くほどたくさんの品種がいます。
一般的によく見られるトラディショナルベタや王冠の様なヒレを持つクラウンテールベタ、胸ビレが大きく美しいダンボベタなどさまざまな品種が存在します。
色彩も多様ですので好みの品種と色彩を探してみましょう。

華やかで美しいフレアリング

ベタは縄張り意識がとても強く、オス同士で激しく戦う習性があるため古くから原産地では闘魚として扱われてきました。
戦いの際、体を大きく見せるためにヒレを大きく広げて威嚇をし、とても優美な姿を見せてくれます。これをフレアリングと言います。
縄張り意識が強く単体での飼育が基本です。そのため普段はなかなか見られないのですが、フレアリングを観察したい時は別の個体の飼育容器や鏡を近づけると良いでしょう。

飼育がとても簡単!

ベタは飼育が簡単なところも魅力のひとつです。
簡単といわれる理由のひとつに、ベタの呼吸法が上げられます。
一般的な魚と同様にエラ呼吸も行うのですが、迷宮器官(ラビリンス器官)と呼ばれている呼吸補助器官による呼吸も行います。
そのためエアポンプやフィルターなどがなくても飼育が可能です。
水中の酸素不足に強いため小さな飼育容器でも飼うことができます。

ベタの選び方

元気がよく健康な生体を購入しましょう。
注目するポイントは主に3つあります。

ヒレに注目!

破れたり切れたりしていないか、しっかりと立っているか確認しましょう。
美しいヒレは元気のバロメーターです。破れたり切れたりしている生体は流通過程でけんかをして弱っていたり、感染症にかかっている可能性もあります。
また若い生体ほどヒレがピンと立っています。

体に注目!

白い斑点やうろこの剥がれがないか確認しましょう。
白い斑点やうろこの損傷は、感染症や寄生虫の感染が疑われます。

エラや口に注目!

赤くただれたようになっていないか確認しましょう。
粘膜部分の赤みや充血も感染症が疑われます。

ベタを購入する際はこの3点に注意して生体を選びましょう。

オスとメスの見分け方

オス同士の混泳はけんかをしてしまい、弱い個体は弱ってしまいます。
繁殖させて稚魚がある程度大きくなったらオスは隔離するのが望ましいのでオスとメスの見分け方を簡単に解説します。

オスの特徴

オスはメスに比べて色が鮮やかでヒレも長く美しいのが特徴です。
これは求愛行動をするのがオスであるからと言われています。
また縄張り争いでの威嚇行動でフレアリングを行います。
繁殖期になると泡巣を作るのもオスの特徴です。

メスの特徴

メスはオスに比べて色が少し地味です。
ヒレも短くフレアリングもほとんど見られません。
繁殖期になると産卵管がお尻のあたりから伸びてきます。

寿命

ベタの寿命は2年から5年程度と言われており個体差が大きいです。
若いベタは活発で動きが早くフードも飛びつくように食べますが、年を取ると徐々に動きが衰えおとなしくなっていき色も徐々にあせて行きます。

飼育に必要なもの

ベタは他の熱帯魚と異なり、フィルターや大きな水槽など特別な環境を必要としません。小さな飼育容器で飼育ができます。
ですが、水道水に含まれるカルキは有害ですので水質調整剤などがあると便利です。

まとめ

以上、ベタを飼育する前に知っておきたいことを7つお伝えしました。
癒し空間を演出できるベタ。
ベタは初心者でも飼育しやすく、手ごろにアクアリウムを始めたい方におすすめです。