カメ図鑑

記事の内容は記事公開時点での情報となります。
閲覧頂いた時点では商品情報などが異なる可能性がございますのでご注意ください。

現在、国内には様々な種類のカメが流通し販売されています。その中でも比較的丈夫で飼育しやすく、また入手の機会の多い種類をピックアップしてみました。どの種類も小さな子ガメから飼うと20〜30年以上は生きますので、人生の友として末永くお付き合いください。

ミシシッピアカミミガメ(通称:ミドリガメ)
名前 ミシシッピアカミミガメ
(通称:ミドリガメ)
甲長 15〜25cm
解説 北米原産の丈夫で飼育しやすいカメです。3cmくらいの幼体が通年安価で販売されおり、入手も簡単です。ペットとして親しみやすいのですが、日本では帰化してしまうため、池や川に放さないようにしましょう。
クサガメ(通称:ゼニガメ)
名前 クサガメ
(通称:ゼニガメ)
甲長 15〜25cm
解説 日本の他、中国や韓国にも分布するカメで、幼体は「ゼニガメ」として販売されていることもあります。黒っぽい体色をしていますが、オスは成熟するとさらに真っ黒になります。おっとりとした性格でよく人に馴れます。
ニホンイシガメ
名前 ニホンイシガメ
甲長 10〜20cm
解説 日本固有のカメですが、環境の悪化に弱いのか首都圏の河川ではほとんど見られなくなりました。和風な渋い色調の甲羅が美しく、人気のある種類です。他種と比べ飼育水の汚れには弱いのできれいな環境で飼育しましょう。
フロリダアカハラガメ
名前 フロリダアカハラガメ
甲長 20〜30cm
解説 北米原産でアカミミガメによく似たカメです。ペットショップでも時々見られるようになり、入手は難しくありません。美しい色彩で、大切に育てられた個体は甲羅の赤い模様が映え、大変見応えのあるカメになります。
ハイイロチズガメ(通称:グレーマップタートル)
名前 ハイイロチズガメ
(通称:グレーマップタートル)
甲長 15〜20cm
解説 とても活発で泳ぐのも上手なカメです。シックな色調が魅力的で飼育もしやすいと言えます。ハイイロチズガメはニセチズガメやミシシッピチズガメなど、数種類のチズガメをまとめた名前です。
ミシシッピニオイガメ(通称:スティンクポットマスクタートル)
名前 ミシシッピニオイガメ
(通称:スティンクポットマスクタートル)
甲長 8〜12cm
解説 成長しても甲長10cm前後の小型種なので将来的にも小型のケージで飼育できます。また、水中生活を好むため、少しの陸場があれば熱帯魚のように水を張った水槽で飼うことで、いきいきとした水中活動を見られるでしょう。入門種として、もっともおすすめできるカメです。
キボシイシガメ
名前 キボシイシガメ
甲長 10〜13cm
解説 小型で美しくおとなしいことから人気がありますが、汚れた環境では病気になりやすい面があります。以前は高価でしたが、最近は国内で繁殖された個体が求めやすくなってきました。カメの飼育にある程度慣れてきた人向けの種類です。
ニシキマゲクビガメ(通称:アルバーティスマゲクビガメ)
名前 ニシキマゲクビガメ
(通称:アルバーティスマゲクビガメ)
甲長 20cm
解説 甲羅が赤くふち取られる美しいカメ。特に赤みが強いお腹は見応えがあります。首を縦ではなく横にしまう、曲頸類(きょくけいるい)と呼ばれるグループに含まれます。