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磯とは岩でできている海岸のことです。いろんな魚や生き物がいるので、採集や観察にはうってつけなのです。ただ、やみくもに出かけても、活発に泳ぎまわる魚や生き物はうまく採集できません。まずは海の状況や採集道具を調べてみましょう。
海は時間によって潮が満ち引きして水位が変わり、この水位が下がったとき磯にできる水たまりを、「タイドプール」や「潮だまり」と呼びます。タイドプールには、潮が引くときに取り残された魚や生き物がたくさんいるので、魚やいろんな生き物を簡単に観察することができるのです。タイドプールができるのは、潮がもっとも引く「干潮時」の前後です。干潮時は釣具店などに置いてある潮時表やインターネットなどで調べられるので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
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磯は足場に海藻が生えてヌルヌルしています。歩くときは、足下の岩がぐらついたり滑りやすくないか、一歩一歩注意して、ケガをしないよう注意して歩きましょう。
履き物はなるべくサンダルなどはさけて、濡れてもかまわないような古い運動靴やマリンシューズ、スパイク付きのブーツなど、すべりにくいものがおすすめです。
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釣具店やホームセンターで、魚の採集用のアミを購入しましょう。昆虫採集用のアミよりじょうぶにできています。
またテグス製の透明なアミなら、魚から見えにくいので、さらによく捕れます。
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干潮時が過ぎると、今度はじわじわと潮が満ちてきます。あまり岸から離れたところにいると、いつの間にか水位があがっていて岸に戻れなくなる危険もあります。
磯は楽しいところですが、危険もたくさんあります。よく注意して遊びましょう。
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