熱帯魚についての飼育Q&A(グッピー/プラティー)

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グッピー / プラティー

Q.1

どんな環境で飼えば良く殖えますか?

A.1

『テトラ人工水草』や天然の水草をタップリと植えた水槽に、グッピー又はプラティーだけをやや少なめに入れ、1日2回〜3回、 2〜3分で食べつくす量の『テトラミン』や『テトラグッピー』『テトラグッピーベーシック』を与え、週に2〜3回、全体の1/4から1/3程度 の水替えをしながら飼えば、知らないうちに殖えてくれるはずです。また、水替えのときは替える水の分量に合わせて、水道水のカルキを無害化する『テトラ コントラコロライン』、水替えのショックから魚を保護する『テトラ アクアセイフ』、グッピーやプラティーに最適な水をつくる『テトラバイタル』『テトラ ブラックウォーター』をそれぞれ適量使うと、健康に飼えるばかりでなく、 よく殖えるようにもなってくれると思います。

テトラ コントラコロライン テトラ アクアセイフ テトラ バイタル
テトラ コントラコロライン テトラ アクアセイフ テトラ バイタル

Q.2

気がついたら稚魚がいましたが?

A.2

もし、グッピーやプラティーを飼っているうちに稚魚が生れてしまったら、稚魚だけを捕えて「産卵箱」(別売)の中に入れて飼うと良いでしょう。しかし、『テトラ人工水草』や天然の水草で飾付けをしてあれば、稚魚は結構上手にその中に隠れてすごすので、「産卵箱」を使わなくても、うまく育てられることがあります。その場合は、まず親魚にフードを与えてから稚魚が隠れているあたりに稚魚のフードを与えるようにします。稚魚のフードには、栄養に富んだ稚魚専用飼料の『テトラミン ベビー』や卵を孵化させて与える『テトラ ブラインシュリンプエッグス』が最適です。

テトラミン ベビー テトラ ブラインシュリンプ エッグス
テトラミン ベビー テトラ ブラインシュリンプ エッグス

Q.3

プラティーの稚魚は1度に何尾くらい生れますか?又プラティーは何年ぐらい生きるのですか?

A.3

普通、プラティーの雌は1度に3尾から10尾ぐらいの稚魚を産みますが、まれに15尾ぐらい産むこともあります。又、多くのメダカの仲間と同じように、自然の世界では1年魚だといわれていますが、水槽で大切に飼育すると2年ぐらいは生きるようです。

Q.4

グッピーの生れは?

A.4

グッピーはメダカ目カダヤシ科に属する卵胎生(雌親の体内で卵が孵化して産まれること)魚で、この仲間の自然生息地はすべて中南米地域に限られています。しかし現在では、世界各地の熱帯、亜熱帯地域で帰化したグッピーが発見されており、日本でも温泉地や沖縄など、水温や水質がグッピーに適した地域で自然に繁殖しています。種類や水温によって若干異なりますが、妊娠期間はだいたい4〜6週間で、雌は雄からの精子を体内に蓄え、何回もの受精に使うことができます。仔魚は、雌親の体内である程度成長してから生まれます。そして、生まれた直後からブラインシュリンプの孵化直後の幼生や『テトラミン ベビー』を食べます。このような生活史から、グッピーは初心者にも飼育や繁殖が容易な入門魚として人気があります。又繁殖が容易だと言うことは系統維持や優良個体作出も容易だということなので、より飼育の難しい魚を卒業したベテラン愛好家も、グッピーの持つそういった魅力に目を向け、改めて飼育を始めると言うことも多いのです。そしてそういった愛好家たちの為に、世界各地でコンテストや展示会が開かれているほどです。

Q.5

国産グッピーと輸入グッピーの違いは?

A.5

現在、ほとんどの輸入グッピーは、東南アジア地域で養殖されています。又、最近では中東のイスラエル、欧州のドイツなどからも輸入されることがあります。これら輸入グッピーのほとんどは、多くの熱帯魚店で手頃な価格で販売されています。これに対して、国内で血統や系統を重視しつつ、何世代にも渡って繁殖されつづけてきたものを国産グッピーと呼びます。価格は輸入グッピーより高いことがほとんどです。このように、輸入グッピーと国産グッピーでは、それまで飼育されていた環境が異なっているため、飼育開始時の水質には充分な注意が必要です。

Q.6

グッピーと相性の良い魚、良くない魚を教えてください。

A.6

相性の良い魚: コリドラスオトシンクルスプラティー小型カラシン、その他

相性の良くない魚: エンゼルフィッシュソードテールシクリッド、その他