すぐ飼える!初心者でも安心のベタ飼育用品リスト8選

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カラフルな色合い、そして美しく大きなヒレが魅力的で人気のあるベタ。空気中から酸素を取り入れることのできる「ラビリンス器官」を持っているので、コップなど小さな容器でも飼育可能なこともあり、自宅のちょっとしたスペースで飼育を始める人も多いです。
でもベタ飼育初心者さんの場合、飼育容器が小さければ小さいほど、水の汚れが早くなる・ベタにストレスが溜まるなどといったデメリット部分が出やすくなるため、最低でもコンパクトタイプの水槽での飼育をおすすめします。
しかしベタ飼育初心者さんの場合、飼育に必要なものにはどんなものがあるのかわからないことが多いですよね。
そこで今回はベタ飼育を始めるために必要な商品をご紹介していきます。

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水槽

ベタのオスは気性が激しく、オス同士を同じ水槽に入れると激しい喧嘩をしてしまいますし、メスでも気が合わないと喧嘩などが起こるため、基本は単独飼育です。
さまざまな大きさの水槽が販売されていますが、ベタ飼育をするなら『テトラ 静かなベタ飼育セット SF-17BF』や、『テトラ アクアセラピーカラー』がおすすめ。

テトラ 静かなベタ飼育セット SF-17BF』は、オートワンタッチフィルターのついた、フレームレスの17cm水槽。コンパクトサイズでフィルターの稼働音が静かなので、寝室にもセットしやすいです。
また水槽のフタ、カルキ抜き、ベタ専用のフード、使い方ガイドが付属しているので、購入した日からすぐに使うことができます。

テトラ アクアセラピーカラー』は、丸いフォルムが柔らかい印象を与えてくれるので、インテリア性の高いベタ水槽を作りたいときにおすすめ。
底砂や水質調整剤などは別で購入する必要がありますが、ライトカバーにセットされているLEDライトが青・緑・ピンク・赤・黄色とゆっくり色が変わるおしゃれな仕様になっています。
底砂を敷いて中央にちょっとした水草を設置するだけで、幻想的な空間を泳ぐベタの姿を見ることができますよ。

フード

ベタは水槽の上層を泳いでいる魚なので、沈んでいるフードは食べません。そのため浮上性のフードを与えますが、意外にベタの口は小さく、一度口に入れても飲み込めないと吐き出してしまうことがあるので、フードの栄養素だけでなく1粒の大きさも選ぶポイントになってきます。

テトラ ベタ』は浮上性で、ベタの口に入りやすい小粒タイプの専用フード。
水に浮きやすいのでベタが発見しやすく、体色を綺麗に保ってくれるカロチノイドを豊富に含んでいます。

テトラ ベタ マイクロペレット』は、ベタの食いつきを高めた超小粒の高浮上性フード。
体色を維持するためのカロチノイドだけでなく、美しい体形に育てるのに必要な高たんぱく質が配合されています。

水質調整剤

ベタ飼育でもメダカや熱帯魚飼育と同じように、水質調整剤選びは重要なポイント。ベタといえばやはりオスの大きなヒレの綺麗な状態を保つことが重要ですよね。

ベタ飼育の水質調整剤は『テトラ ベタセイフ』がおすすめ。
この商品は水道水に含まれるカルキ(塩素)や亜鉛、銅などの重金属成分などを中和してくれるだけでなく、ベタ飼育で不足しがちなビタミン・ミネラルなどを補充してくれます。
またろ過バクテリアの働きを活発にしてくれるので、バクテリアを定着させやすくなり、天然植物エキスがベタの体の表面に膜を作ってエラや表皮などをしっかりとガード。ベタが健康に育つだけでなく、水質もしっかりと維持しやすい環境を作ってくれますよ。

ろ過フィルター

コップのような小さな容器や大きなガラス瓶などで飼育する場合は、ろ過フィルターを設置せずに飼育することがあります。
ろ過フィルターを設置できる飼育容器の場合は、綺麗な水の状態を維持するためにもきちんと飼育容器に合ったサイズのろ過フィルターを使いましょう。
ただし、ベタはもともと活発に泳ぎ回る魚ではなく、水流のない場所に生息しています。そのため強い水流だと必要以上に体力を消耗してしまい弱ってしまうので、ろ過フィルターは水流が弱い商品か、水流を調節できるタイプのものを選びましょう。

テトラ オート ワンタッチフィルター』シリーズは、外掛け式でコンセントを入れるだけですぐに使うことができ、流量調節付きでベタに優しい水流を作ることができます。
ろ材もワンタッチで交換でき、水中モーターなので稼働音も気になりませんし、サイズも豊富なので飼育水槽に合ったサイズを見つけやすいのもおすすめポイント。

照明器具

ベタも人間と同じく1日のサイクルを持っていて、体内時計が働いています。また一日暗い場所にベタの飼育容器を置いていると、綺麗な体色もなんだかくすんだり色あせた感じになってしまいがちです。
そのため、ベタの飼育水槽にも照明器具を設置します。

20cmくらいまでの小さな容器には、『テトラ LED マイクロエコライト』がおすすめ。
高出力なLEDチップを使用しているので、小さいながらにトップクラスの明るさでベタ水槽を照らしてくれます。取付もスライド式アームなので、自分の好きなように設置可能です。

30~40cmくらいまでの水槽なら、『テトラ LEDエコライト』がおすすめ。
こちらの商品もLEDの出力が高く、コンパクトサイズとは思えない明るさで水槽内をしっかりと照らしてくれますよ。

ヒーター

ベタは日本よりも温かい気候のタイの河川に生息している魚で、20~28度の水温を好みます。そのため水温が20度以下にならないよう、ヒーターを使って水温を一定に保ちましょう。

小さな水槽には『テトラ 26℃ミニヒーター』シリーズのような、小型水槽向きのヒーターがおすすめ。
こちらのシリーズ商品は、水温を26度前後にキープしてくれます。20W・30W商品は縦置きも可能なので、小型水槽のレイアウトに合わせた設置が可能です。但し、完全に流れの無い水槽だと水温誤差が大きくなる為、ミニヒーターご使用時は水流が必要です。また、小さな水槽で水中ヒーターが使えない場合、水槽の下に敷ける市販のパネルヒーターか、暖かい部屋でのご飼育をお勧めします。

水草

ベタ飼育水槽でもやはり水草があった方が、ベタのストレスを軽減することができます。ただしヒレをひっかけて傷つけてしまわないよう、葉の柔らかいものを選ぶのがポイント。

水槽のちょっとしたワンポイントに使いたいのなら、『テトラ カラープラント』シリーズがおすすめ。
ストーン付きなのでそのまま水槽内に設置可能で、葉先が丸くベタの体やヒレを傷つけにくいです。またグリーンだけでなく、オレンジやブルー系の商品もあるので、水槽を華やかにしてくれますよ。

お掃除グッズ

水槽のサイズが小さくなると、水の汚れのサイクルが早くなってしまうため、小まめなお掃除が必要になります。
水槽のガラス面のコケや汚れは市販されているメラミンスポンジで十分ですし、水槽の底に落ちている排泄物やフードの食べ残しはスポイトなどで水槽から取り除きましょう。

まとめ

ベタは単独飼育が基本の魚で、ラビリンス器官によって空気中の酸素を体内に取り入れることが可能なので、コップのような小さな容器で飼育することもできます。しかし水槽のサイズが小さいほど、綺麗な水を維持するのが難しいので、ベタ飼育初心者さんはコンパクトサイズの水槽で飼育することをおすすめします。
ベタを水槽で飼育する場合に必要な飼育用品は、一般の熱帯魚飼育で使用するものと同じです。水質調整剤やフードはベタ専用のものを使うことで、ベタの健康状態や綺麗な水を維持しやすくなりますよ。